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にがてな疾患アウトプット 医師国家試験対策

神経線維腫症1型(von Recklinghausen病)

神経線維腫症1型(von Recklinghausen病)*1

腫瘍抑制遺伝子異常により皮膚や神経に病変が発症する病気*2

 

  • 常染色体優性遺伝と突然変異による孤発例が半々
  • 出生時カフェオレ斑*3、若年性黄色肉芽腫*4虹彩過誤腫(Lisch結節)
  • 小児期:腋窩の雀卵斑様色素斑
  • 思春期神経線維腫*5側彎など骨の変形
  • その他の症状として、神経膠腫、軽度知能障害、神経系など他臓器の腫瘍
  • 治療は対症療法(カフェオレ斑にレーザー、神経線維腫の切除など)
  • 生命予後はわりとよく、悪性化は2~5%程度

 

最近だらけちゃってるから頑張らないと

あさってからは時間区切ってばりばりやるぞ~~

 

*1:2型といえば両側聴神経鞘

*2:メラノサイトやシュワン細胞はともに神経堤由来である

*3:メラノサイト異常による、ほぼ必発、遅くとも2歳には出現し10歳以降に急激に増加する

*4:5歳までに消退

*5:シュワン細胞の増殖による、徐々に増加・増大するが急速拡大は悪性を示唆