医学生アウトプットブログ

にがてな疾患アウトプット 医師国家試験対策

結節性硬化症

結節性硬化症

腫瘍抑制遺伝子異常により結節性病変が多発する病気

 

  • 常染色体優性遺伝だが突然変異による孤発例の方が多い
  • 三徴「左右対称の顔面血管線維腫*1*2」「てんかん*3」「精神発達遅滞
  • 他の特徴「葉状白斑」「爪囲線維腫」「心臓横紋筋腫*4」「腎嚢胞」
  • CTで脳室壁に沿った高吸収域が特徴的*5
  • 根治療法ないため治療は対症療法
  • 生命予後は良好、死因は脳や腎の腫瘍が多い

 

母斑症まじごっちゃになる

今日は病院説明会でつかれたよ~

ビデオ講座見終わらんよ~

 

2017/8/22追記

ブログにまとめたのに卒試過去問で間違えた・・・

ちゃんと復習しないと!

*1:学童期以降に出現

*2:Sturge-Weber症候群では片側の三叉神経領域の単純性血管腫ポートワイン母斑)を出生時から認める

*3:大脳皮質の結節性病変による WEST症候群が最多→治療:ACTH、vit.B6、バルプロ酸など

*4:妊娠中のエコーでわかることもある 加齢とともに縮小していく 不整脈心不全の原因となる

*5:上衣下結節という これによってなにか症状がでることはない