加齢黄斑変性
加齢黄斑変性(滲出型)*1
加齢とともに網膜色素上皮下に老廃物溜まり黄斑部が障害される病気
- 片側性に発症するが両側性となる場合もある
- 脈絡膜新生血管が網膜下、色素上皮下に侵入し網膜が障害される
- 新生血管は透過性が高く網膜浮腫や漿液性網膜剥離をきたす
- 新生血管はもろく網膜下出血や硝子体出血をきたす
- 結果として高度の視力低下(0.1未満)、中心暗点、変視症を認める
- 検査:眼底検査、光干渉断層法、蛍光眼底造影
- 治療は血管新生防ぐため抗VEGF硝子体内注射が1st
- 中心窩がsafeならレーザー光凝固、障害されていれば光線力学療法や硝子体手術*2をやることも
- 視力の予後は悪い
眼科疾患ごっちゃになりすぎ問題ある
神経線維腫症1型(von Recklinghausen病)
Menkes病
Menkes病
銅輸送蛋白の遺伝子異常により銅を細胞から出せない赤毛の赤ちゃん
- 伴性劣性遺伝で、銅輸送蛋白ATP7A*1の遺伝子に異常
- 腸管で銅吸収するも、腸の粘膜細胞から出せない*2ため銅が欠乏*3
- 新生児期に、頭髪異常(赤い縮れ毛:kinky hair)や低体温
- 母体由来の銅が欠乏し2~3か月で神経症状や結合組織異常
- 神経症状:けいれん、発達遅延、哺乳力低下、筋緊張低下
- 結合組織:血管異常(→硬膜下血腫)、膀胱憩室(→尿路感染)、骨粗鬆症、皮膚過伸展
- 疑ったら遺伝子解析と培養繊維芽細胞の銅蓄積で確定診断
- 2か月以内に銅皮下注し神経症状を予防していく
こまかい遺伝子の名前なんて覚えてられるかー!卒試にだしやがってー!